こんなジムには行かない方が良い

トレーニング

こんにちは。加古川、明石、魚住町にあるパーソナルジムChangeの前田です。

こんなジムには行かない方が良い

先週の金曜日に出勤した時に、尾上にインスタの動画を見せてもらって衝撃的だったんですが、デッドリフトのフォームが無茶苦茶なのに、ナイス!!って声をかけているトレーナー(ど素人)風の金髪にいちゃんがいました。

健康被害が問題になっている背景はこういった素人が無茶苦茶なフォームで無茶苦茶な指導をしているということなんだな。って思いました。

最初その動画をお見せしようかと考えたんですけど、そのジムを貶めたいとかがあるわけでなくて、お客様に見極める目を養ってほしいな。っていうことを考えた結果、僕自身が自分で動画を撮ってみました。

自分で撮ってみて自分の動画がちょっとマシだったのには衝撃でした。

もっとひどい動きをしていると思ったんですけどね。

この動き全てエラーです。そもそも背中丸い段階で危険です。

そして危険な上にこのトレーニングには大きな問題があるんです。

背中の筋肉をそもそも使えていないんです。

広背筋の起始、停止は次の通りです。

起始 : 第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起、仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨
停止 : 上腕骨の上部

先に言っておきますが、こんなのトレーナーをしているのなら普通誰だって知っている知識です。

基本中の基本の解剖学の知識です。

この起始、停止を考えると広背筋の収縮には背中を反る動作をしないと収縮しないことがわかるんです。だから、ラットプルとかローイングとかは背中を反らせるんですよね。そして骨盤を立てるために坐骨にしっかりと座る。っていうことが前提になるんです。

背中が丸くなっている段階で広背筋はストレッチをされている状態になるので、背中のトレーニングにそもそもなっていない。っていうことがすぐにわかるんです。じゃあどこで持ち上げているのかというと太ももの前(大腿四頭筋)の使って膝を伸ばそうとしているだけ。

もはやトレーニングとして何も成立していない。

そして何よりも問題なのは、腰部への過度の屈曲を強いられていることによる腰痛の原因と直接なりえます。脊柱への圧迫は高いので、圧迫骨折の可能性を高め、ヘルニアになる危険性がかなり高いです。

そんな危険な状態で鍛える?痛めつける?ってやめた方が絶対に良いですよね。

安全で効果的なトレーニングって結局は指導者側の知識に全てかかっています。

無理して得られるものは病院代くらいで、なりたい体、目指している体になりたいのなら、しっかりと正しい情報を発信しているものを選ぶことが大切だと思います。

最後にちゃんとしたフォームのデッドリフトでお別れです。

<保有資格>

NSCA-CSCS
NSCA-CPT
カイロプラクター

パーソナルトレーナー歴19年の実績があり、トレーニングセッション数は2万時間を超えます。幅広い年齢の方(子供小学4年生から高齢者最高齢93歳)のトレーニングを担当、健康的な体作りからボディメイク、アスリートのトレーニングサポートなどを担当してきました。

今よりも良い体を作る。健康的な体になれるようにしっかりとサポートさせていただきます。

前田が出勤している日は金曜日になりますので、前田希望の方は金曜日にご予約をよろしくお願いいたします。

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NSCA-CSCS
NSCA-CPT
カイロプラクター

パーソナルトレーナー歴19年の実績があり、トレーニングセッション数は2万時間を超えます。幅広い年齢の方(子供小学4年生から高齢者最高齢93歳)のトレーニングを担当、健康的な体作りからボディメイク、アスリートのトレーニングサポートなどを担当してきました。

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