こんにちは。加古川、明石、魚住町のパーソナルジムChangeの前田です。
インナーマッスルを鍛えると痩せる?
ヨガのインストラクターの方がご自身のブログでインナーマッスルを鍛えると痩せる。って書いていました。そしてアウターマッスルを鍛えただけじゃ痩せない。とも書いていました。
ご自身の感想です。
そんなエビデンスはありません。
痩せる痩せないは食事に大きく依存しています。
もちろんインナーマッスルを鍛えることを否定しているわけじゃありません。僕のトレーニングでもインナーマッスルに対してのアプローチは多々あります。
これは業界内ではよく言われていることですが、ヨガやピラティスの人たちはインナーマッスルを鍛えてアウターマッスルを悪者のように言っていることがよくあります。
なぜアウターマッスルとインナーマッスルを明確に区別しているのか僕には良く理解が出来ないんですけどね。
体幹部のインナーマッスルは主に呼吸に関与している筋肉たちです。その筋肉が働かないといけない。っていうのがピラティスの人たちの意見だと認識しています。
それは間違いない。働かないといけないんです。そこからなぜか重い負荷をかけるとアウターばかり使っているっていう判断に切り替わるんです。
なぜ???って思っています。重くなると急にインナーマッスルの働きが止まると思っているんでしょうか?呼吸はしているんです。重くなるとしっかりと呼吸を使わないと上手く動くことが出来ません。
だから軽い重さではインナーが働いて、重い負荷ではアウターが働く。っていう理論はそもそも破綻しているんです。その分け方は根本的に間違えているんです。
弱い負荷でしかインナーマッスルが働かないんならそんな使えない筋肉は必要ありません。
インナーだけを鍛えても体の動きは良くならないんです。それは呼吸や姿勢の保持を司っている筋肉でありますが、動きに関してはほとんどありません。足を動かすのは足の筋肉ですし、それをインナーマッスルとは言いません。
たまに足のインナーマッスルを鍛えている。ってネット記事には出ていたりしますが、どの筋肉をインナーマッスルって分類したんですか?です。
インナーマッスル、アウターマッスルって分類するのは意味がないと考えています。どちらも重要だし、動きを良くするのには両方が関与し合うことでしか達成できません。
だからインナーマッスルを鍛えたら痩せる。っていうことは完全に間違えていると言わざるを得ません。
変なフォームで鍛えていたら、もしかしたらインナーマッスルを使っていないのかもしれませんが、それは素人の方が自分のトレーニングをしているだけです。
プロがトレーニング指導をする際にはそのフォームが間違えているのかどうかなんて見たらすぐにわかります。
あくまでもプロが見たらの話で、なんちゃってプロはゴロゴロといるのでその辺りはちょっとわかりませんけどね。
Changeでは少なくともそんな変な指導は行なっておりませんのでご安心くださいね!!
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